【福井】勝山駅ビフォー・アフター ～改修前の駅前広場～

前回ご紹介したえちぜん鉄道・勝山永平寺線の勝山駅のリニューアル前の様子も御覧頂きましょう。
3年前、平成20年の10月、「全国路面電車サミット福井大会」にあわせて当会メンバー有志と共に訪れた時のスナップです。


駅舎そのものは今のところ変化はありません。
今後、開業当時の面影を留める外観はそのまま残しつつ内部の改良工事が始まるようです。

「テキ6」の展示建屋が作られた場所は元々は駐車スペースでした。




駅前の様子。
昭和の面影漂う良い雰囲気のタクシー営業所があったのですが、これが取り壊されて、広くなったスペースにロータリーやバス・タクシー乗降場などが機能的に配置されました。


勝山駅は九頭竜川を挟んで市街地の対岸に位置するため、駅の周りはいささか閑散とした印象も拭えなかったのですが、実際には駅前と市街地とを結ぶコミュニティバス等も結構頻繁に運行されていて、さほど不便を感じることもなく利用することができます。

既報の通り、一昨日11月23日（水・祝）には駅前広場の完成記念式典が盛大に催されました。
クルマ社会と言われる彼地にあって、駅と電車が「街の玄関」であり続けることを示しているようで何とも頼もしく感じられます。

※完成記念式典の様子が福井新聞のWebサイトに掲載されていますので併せて御参照下さい。
>>【福井新聞】勝山駅前広場、観光交流発展期待　機関車テキ６など整備 （2011年11月23日午後5時35分）
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/31661.html

　（札幌LRTの会・鈴木周作）