世界のLRTは今…

札幌LRTの会

2012年04月14日 01:13

 副会長の臼井です、さぽろぐをご覧の皆様はじめまして。

 札幌市電の延長をAPなど通信社は流すことはないと思いますので、専門誌、英、豪、独に報告しましたところ4月号に掲載されました。
 これで世界にサイドリザーベーションが認知されたことになります。 

 しかし世界の趨勢はLRT新設はとどまる事を知りません。日本は相変わらず閉鎖の話ばかりで、富山でも札幌でも延伸や改造であって全くの新設ではありません。日本の交通政策は道路に偏重し鉄道に公的資金を投入するのはまるで罪みたいな論調がまことしやかに語られるのは世界の動きを知らないからだろうと思います。
 昨年度新規開業した都市は13あります。フランスは交通基本法を最初に制定した先進国ですから主要都市の整備は終わり中小都市に移っています、なじみのない都市もありますが、Angersアンジェ、Reimsランスとトラムトレイン(国鉄線から市電に乗り入れする)のNantesナントの3市、トルコのGazientep(なんと呼ぶのか判りません),Bursaブルサの2市、スペイン:Jaenハエン、Murciaムルシアの2市、米国:Norfolkノーフォーク、アルジェリア:Algiersアルジェ、イスラエル:Jerusalemエルサレム、イラン:Machadマシャド、ニュージランド:Aucklandオークランド、モロッコ;Rabatラバト(トラムトレイン)です。聞いたことも無い町もあるでしょう。

 今年も8都市が開業予定です。
 建設中は目白押しです。
 何れも公的資金が100%手当てされているからです。