【札幌LRTの会】 ～札幌の市電・路面電車と公共交通～

交通局に続いて、札幌で唯一市電が走る中央区の実施プラン「ふれあいプラン・ちゅうおう」から市電関連の項目をご紹介します。いわゆる「延伸問題」については区の範疇としてではなく札幌市全体の取組みと位置づけられるようで、中央区としては市電を「地域のシンボル」と位置付けて、主にまちづくり、地域活性化の観点からの施策を展開する方針のようです。

※以下、太字は同実施プランからの引用です。

『３．重点取組項目
（２）　区民と進めるまちづくり
オ　地域資源を生かしたふれあいと交流のまちづくり

中央区への愛着を深め、郷土意識を持ってもらえるよう、区内のシンボルを活用した様々なイベントを開催していきます。

(20) 市電関係事業

● 市電フェスティバル
【元気なまちづくり支援事業130 万円】
電車事業所、隣接の伏見小学校グラウンドにおいて、市電沿線の地域や商店街などの協力を得て、市電とその沿線に愛着を持ってもらえるようなイベントを開催します。』

具体的な日程はまだ発表されていないようですが、昨年8月に開催された「市電フェスティバル」が今年度も開催される模様です。

『● 市電と沿線の魅力掘り起こし事業
【元気なまちづくり支援事業180 万円】
市電沿線の魅力に直接触れてもらうため、市電沿線マップを活用した「健康づくり元気会」と協働で行うウォーキング事業など、地域の方々と一緒にさまざまな「魅力掘り起こし事業」を企画・実施していきます。』

昨年度は「市電と沿線の魅力掘り起こし事業」の一環として、区役所地域振興課／市電の会が中心となって「市電沿線ぶらりまち歩きマップ」の制作が行われました。今年度は完成したマップを活用してのイベント開催等が企画されているようです。

ちなみに、同マップの制作に際しては当会も写真・情報提供等で協力させて頂いた他、微力ながら私（鈴木）も表紙イラスト・記事執筆等お手伝いさせて頂きました。第1号は5月28日発行予定。以降、エリア毎に全7号が発行されます。詳細は近々こちらのブログでもご報告させて頂く予定です。（文責：鈴木周作）

※中央区実施プラン「ふれあいプラン・ちゅうおう」の全文は札幌市中央区役所公式サイトで公開されていますのでご参照下さい。
http://www.city.sapporo.jp/chuo/matidukuri/hureai/hureai_19/puran-19.pdf

【札幌ＬＲＴの会公式サイト】
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