【札幌LRTの会】 ～札幌の市電・路面電車と公共交通～

こんにちは。Web管理担当・鈴木です。

こちらでのご紹介が遅くなってしまいましたが、恒例となった「雪ミク電車」が今冬も運行されています。
今回は渋めのアズキ色系のフルラッピング。
でも電車好きの方にとって気になるのはラッピングを纏ったこの車両そのものかも知れません。


（札幌市電の人気者、3301号「リボンシトロン」と212号「雪ミク電車」の出会い。本年1月4日、西15丁目電停にて）

昨季までは平成生まれの3300形が使われていましたが、今季は現役最古参、昭和33年製造の210形212号…。
これまでラッピング広告を纏うことなく、緑色の札幌市電標準色を保ち続けてきた貴重な一台がよもやの大変身です！？


（「northern style スロウ」2012秋号掲載・緑色時代の212号車）

私事で恐縮ですが、この212号には以前から特別な思い入れがあり、実は私が描いてきた市電イラストの殆どがこの212号でした。
雑誌「northern style スロウ」（クナウマガジン刊）最新号／2012秋号の拙連載イラストエッセイ「鈴木周作のさっぽろ市電日記」でも、「緑色を保っているから212号が好き…」という記事をちょうど載せたばかりだったのですが…。

当会編著・JTBキャンブックス「札幌市電が走る街今昔」でご紹介させて頂いた西線9条・鈴木商店さんの木造店舗（>>当ブログ昨年10月27日記事参照）もそうでしたが、記事を書いた途端に状況が変わってしまうというこの不思議…。
モノを書く立場の方でしたらきっと皆さん何度も経験されているのでしょうね(^_^;)

　（札幌LRTの会／イラストレーター鈴木周作）

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