『さっぽろを元気にする路面電車検討会議』の報道。
初めまして。冬場、市電通勤の河瀬悟郎です。
今日は先週7月21日上田市長の定例記者会見で発表のあった、『さっぽろを元気にする路面電車検討会議』に関する22日付け新聞報道についてお伝えします。
日経、道新、読売で記事になっております。日経、道新は何れもベタ記事扱いで見過ごされた方も多いと思います。日経北海道経済紙面によれば、
?札幌市が八月に市電の活用方法を検討する会議を立ち上げる。
?佐藤馨一北大教授など学識経験者、市民団体代表、市職員など16人で構成。
?経営課題の解決策や路線のループ化、延伸などを討議。
?来年八月メドに活用方針作成、来年度末までに経営形態の結論を出す。
―となっています。
詳細は、札幌市HPで市長記者会見記録及びその添付資料が閲覧可能です。
http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/index.html
その特筆すべき内容を以下に記します。
?第一回会議・・・8月4日(木)午前10時から市庁舎12階会議室。
?委員・・・札幌LRTの会、吉見会長が構成員の一人として委嘱されています。
?公開・・・検討会議は傍聴可。公開原則。
平日の午前、極めて傍聴しにくい時間帯ですが、時間のやり繰りが出来る方は、是非足をお運びください。
「会議に対する意見」
?日経によれば、夏場の利用者数減少などの課題解決云々と有ります。やっと気づいたのかと言う感じです。従来マーケティング感覚皆無。感覚で物を申し上げますが、減少理由は自転車でしょう。
?一昨年くらいから、この会議と同じような会議を毎年開いているような気がします。議題の進展も殆ど無いような感じです。存続も一昨年決まった報道も有りました。しかし、何時も蒸し返し。堂々巡り。議論はし尽くされているのではないでしょうか。仕事の為の仕事。何故、ひとつの事を決めるのにこんなに時間がかかるのでしょう?
?去る三月に、上田市長が存続を決定したのであれば、決め事の根拠があるわけで、ムードだけで物事を決めたわけではないですよね。それなりの、算盤勘定があった筈です。であれば、ガス抜き的パフォーマンスで無駄時間を稼ぐのではなく、市長試案を提示して議論を戦わせた方が早いと思います。方針作成一年。結論一年半のペースでは、財務の赤字累積は待ったなし。素早い改善が不可欠。この付けは市民、国民に回ってくる事を知らしめる必要が有ります。無駄使いを無くし、市有資産を最大活用する会議にして欲しいものです。
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