【未来予想図?】「トランジットモール」という発想
簡単に言ってしまえば「トランジットモール」というのは、「歩行者天国」に移動の足として公共交通(路面電車・バス)を乗り入れたようなものです。
行き交うクルマに邪魔されることなく、ゆったりと歩きながら「買い回り」を楽しんだり、オープンカフェで寛いだり・・・そして歩き疲れたり、ちょっと買い過ぎて荷物が多くなってしまった時は、いつでもすぐ目の前を走る電車に乗ってしまうこともできるのです。
交通機関というよりも「水平移動のエレベーター」として。
地下鉄よりも駅と駅との間隔が短く、しかも面倒な階段の昇り降りも無い路面電車はこんなシチュエーションでこそ本領発揮です。
「駅前」と「大通」の二極分化が進む札幌ですが、もし両者がこんなトランジットモールで結ばれたら、沿道も含めて都心全体に活気と潤いが戻ってくるかも知れませんね。
※なお、このイラストはあくまで作者の夢を描いたものであり、具体的根拠に基づくものではありません。また、少なくとも現時点では「さっぽろを元気にする路面電車検討会議」等の検討内容とは一切関連はありませんので予めご承知おき下さい。
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