【路線延伸問題】新年早々のサプライズ!?〜1/4道新記事~
皆様、新年あけましておめでとうございます。
札幌市電にとって大きな節目となりそうな本年、私共「札幌LRTの会」一同、未来の「まちづくり」に資するべく市民団体として役割を果たしていきたいと思っておりますので、倍旧の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
と、挨拶はさておき・・・
新年早々、市電の未来を左右するようなビッグニュース!!が飛び込んできましたので取り急ぎお知らせします。
以下、1月4日付 北海道新聞からの引用です。
---引用ここから---
『札幌駅まで市電を延伸 札幌市、近く検討会に具体案』
札幌市は近く、市内中心部を走る路面電車(市電)をJR札幌駅前まで延伸する具体案を、学識経験者や同市幹部らでつくる「さっぽろを元気にする路面電車検討会議」に提案する。検討会議はこれをたたき台に論議を重ねた上で、8月に結論を出し、結論を受けた同市が最終的に決断する。札幌駅延伸は市電再生の鍵となっていた。
市電は現在、「西4丁目」から市街地をコの字形に回り「すすきの」と結ぶ八・五キロ。赤字と老朽化から廃止論議があったが、上田文雄市長は昨年二月に存続を決定。現在、検討会議でそのあり方を検討しているが、札幌駅延伸なしに存続は成り立たないと判断した。
同市などによると、路線延伸の主な案としては、関係市民団体が提示している《1》西二・三丁目案(約二・二キロ延伸)《2》西三・四丁目案(約二キロ延伸)《3》駅前通往復案(往復計一・八キロ延伸)が浮上している。(以下略)
---引用ここまで---
※記事全文は北海道新聞のサイトでご確認下さい。(HOME>トップニュース)
ここに掲載されている3つの路線案は全て
当会の提案 (※公式サイトを御参照下さい) と一致しており、記事中の「関係市民団体」は恐らく当会を指しているものと思われます。正確な事情は把握しておりませんし、最終的な札幌市の「具体案」がどのようなものになるかも全く判りませんが、文面から察する限り、「具体案」の検討過程において、当会提案が何らかのカタチで一石を投じることになったのだとすれば、当会のこれまでの議論の積み重ねが決して無駄ではなかったのではないかと感じております。
勿論、私達は先の路線案公開に際しても申し上げた通り、決して自案に固執するものではありません。あくまで「たたき台」のひとつとして、これに「対案」が出されたり、議論の過程で原案から大きな変更が加えられることも厭いません。
自案の成否云々という次元ではなく、様々な立場から幅広い視野で市民議論が行われ、多くの市民に喜ばれる、より良い方向性が導き出されるよう期待しておりますことを、改めて申し上げておきたいと思います。
「延伸問題」につきましては、これからも随時御報告させて頂きます。
【札幌LRTの会公式サイト】
札幌市電 路面電車 LRT 交通 まちづくり
関連記事