【福井】福井鉄道・「高床車両」今なお活躍中!

札幌LRTの会

2013年05月26日 23:25

こんばんは。Web管理担当・鈴木周作です。

先月の福井出張の折には福井鉄道ご自慢の新形低床車両「FUKURAM」に乗ることができましたが(→4/15付当ブログ記事参照)、今月は車齢実に50年超、「FUKURAM」の増備に伴い順次退役してくであろう古参車両「200形」の最後の(?)活躍を見ることができました。


福井鉄道が走る電車通り「フェニックス通り」に面したホテルの窓のカーテンを開けると、越前武生方面からちょうど200形がやってきました。


チェックアウトして外に出ると、また別の200形が越前武生方面からやってきました。


先ほどの200形も田原町で折り返して戻ってきました。
ちょっと貴重なツーショットです♪


~以上4点、平成25年5月20日・市役所前電停付近にて撮影~

そして夕方、一連の取材を終えて福井駅前をブラブラ歩いていたら、今朝見た2本とは別の200形が現れました。
現存する200形は計3編成。1本ずつそれぞれ異なる塗装を纏っているのが特徴です。
今日はその3本全てが運用に入っていたようです。



~これのみ平成21年3月9日・市役所前電停にて撮影~

200形は御覧の通り鉄道線規格の大型車両。
一般の路面電車よりもかなり大柄で、床も高いのが特徴です。

趣味的にも、地域の産業遺産としても実に魅力的な200形ですが、この脚立のようなステップを昇らなければ乗り込めない構造からして時代にそぐわないのは明白でしょう。
イベント用・観光用としての活路が見出せれば…との淡い期待もありますが、少なくとも日々の市民の足としては、やはり「FUKURAM」が増えていくことこそ素直に歓迎すべきなのでしょうね。


 (札幌LRTの会/イラストレーター鈴木周作
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