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2010年02月05日
【さっぽろ雪まつり】まき太郎、札幌に現る!

今日から開幕の第61回「さっぽろ雪まつり」。
その会場となった大通公園に珍客がやってきました。
薪で走るボンネットバス、北海道中央バスの「まき太郎」です。

雪まつりにあわせて今日から始まった「まき太郎」の無料試乗会。
大通会場から程近い中央バスターミナルからの出発です。
一般の路線バスや雪まつり会場を結ぶシャトルバスが慌しく発着する中、「まき太郎」は一番隅のレーンに遠慮気味に停まっていました。

薪バス…正確には「代燃車」と言うんでしょうか?
戦中戦後のガソリン入手難の頃、薪を燃料として走っていたバスを復元保存したものです。

車体後部に据えられたコレが代燃装置。
薪を燃やしてガスを発生させ、それをガソリンの代わりにエンジンの燃料として使います。

車内はこんな感じです。
復元車だけに意外と綺麗で新しい印象を受けますが、往時の雰囲気に近づけるよう色々配慮がされているようです。


試乗コースは大通公園・西4丁目を回ってバスターミナルに戻る約10分間。
途中、JR北海道バスの観光ボンネットバスと顔を並べる一幕もありました。

バスターミナル周辺の道路事情から、復路は西2丁目から南1条へと迂回します。
札幌の老舗デパート「丸井今井」前を左折。

途中、こんな趣のある建物の前も通過します。
「まき太郎」無料試乗会は2月11日(祝・木)まで。
10時~14時の間、約30分毎の運行です。
ぜひ皆さんも貴重なボンネットバスの乗り心地を体験してみては如何でしょうか?
(鈴木周作)
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Posted by 札幌LRTの会 at 22:34
│地下鉄・バス/札幌の交通全般の話題
この記事へのコメント
ヘッドライトの位置から見るとトヨタですか。
薪のガス発生炉は当時の典型的な形は円筒形でした。これは近代化したものですね、手回しの送風機が付いていまして薪を入れた時に回すとものすごい煙が出ました。タールのにおいが車内まで入ってきました。バスといい動態保存は褒められるべきと思います。
薪のガス発生炉は当時の典型的な形は円筒形でした。これは近代化したものですね、手回しの送風機が付いていまして薪を入れた時に回すとものすごい煙が出ました。タールのにおいが車内まで入ってきました。バスといい動態保存は褒められるべきと思います。
Posted by 臼井 寛 at 2010年02月08日 09:00
「1993年、トヨタ製の電源車をベースに復元」とWikipediaにありました。元々バスではなかったみたいですね。
でもレプリカ(と言って良いんでしょうか?)にしては実に良く出来ていますし、何より実際に動く状態で維持されていること自体が素晴らしいことですね。
> 木炭バス
> 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E7%82%AD%E3%83%90%E3%82%B9
でもレプリカ(と言って良いんでしょうか?)にしては実に良く出来ていますし、何より実際に動く状態で維持されていること自体が素晴らしいことですね。
> 木炭バス
> 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E7%82%AD%E3%83%90%E3%82%B9
Posted by 札幌LRTの会・鈴木周作 at 2010年02月09日 03:00
トヨタBM4tトラックですね、93年まで作っていたとは驚きですね。
このデザインは英国のトラックメーカーBedfordの30年代登場した当時では最もカッコよい商用トラックからとったものでいつか某誌で見てそっくりにびっくりしたことがあります。
帝国陸軍最後の正式トラックでs21年天津自宅から引揚げのため収容所に荷物と共に町内の人々と運んでくれたのがS19年豊田自動車製造とダシュボードに銘版が貼ってあったので覚えています。天津にはトヨタの組立工場があったのです。それから帰国したら、鉄不足であのフェンシングの面みたいなラジエーターグリルは無く、ラジエーターむき出し、ヘッドライトは1灯だけ、運転席は木製の角ばった戦時型が迎えてくれたのには敗戦の悲哀を感じました
このデザインは英国のトラックメーカーBedfordの30年代登場した当時では最もカッコよい商用トラックからとったものでいつか某誌で見てそっくりにびっくりしたことがあります。
帝国陸軍最後の正式トラックでs21年天津自宅から引揚げのため収容所に荷物と共に町内の人々と運んでくれたのがS19年豊田自動車製造とダシュボードに銘版が貼ってあったので覚えています。天津にはトヨタの組立工場があったのです。それから帰国したら、鉄不足であのフェンシングの面みたいなラジエーターグリルは無く、ラジエーターむき出し、ヘッドライトは1灯だけ、運転席は木製の角ばった戦時型が迎えてくれたのには敗戦の悲哀を感じました
Posted by 臼井 寛 at 2010年02月09日 12:02