さぽろぐ

日記・一般  |札幌市中央区

ログインヘルプ


【札幌LRTの会】 ~札幌の市電・路面電車と公共交通~ › 札幌市電の活用方策/延伸問題 › 『さっぽろを元気にする路面電車検討会議』の報道。

2005年07月26日

『さっぽろを元気にする路面電車検討会議』の報道。

初めまして。冬場、市電通勤の河瀬悟郎です。
今日は先週7月21日上田市長の定例記者会見で発表のあった、『さっぽろを元気にする路面電車検討会議』に関する22日付け新聞報道についてお伝えします。

日経、道新、読売で記事になっております。日経、道新は何れもベタ記事扱いで見過ごされた方も多いと思います。日経北海道経済紙面によれば、

?札幌市が八月に市電の活用方法を検討する会議を立ち上げる。
?佐藤馨一北大教授など学識経験者、市民団体代表、市職員など16人で構成。
?経営課題の解決策や路線のループ化、延伸などを討議。
?来年八月メドに活用方針作成、来年度末までに経営形態の結論を出す。


―となっています。

詳細は、札幌市HPで市長記者会見記録及びその添付資料が閲覧可能です。
http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/index.html
その特筆すべき内容を以下に記します。

?第一回会議・・・8月4日(木)午前10時から市庁舎12階会議室。
?委員・・・札幌LRTの会、吉見会長が構成員の一人として委嘱されています。
?公開・・・検討会議は傍聴可。公開原則。


平日の午前、極めて傍聴しにくい時間帯ですが、時間のやり繰りが出来る方は、是非足をお運びください。


「会議に対する意見」

?日経によれば、夏場の利用者数減少などの課題解決云々と有ります。やっと気づいたのかと言う感じです。従来マーケティング感覚皆無。感覚で物を申し上げますが、減少理由は自転車でしょう。
?一昨年くらいから、この会議と同じような会議を毎年開いているような気がします。議題の進展も殆ど無いような感じです。存続も一昨年決まった報道も有りました。しかし、何時も蒸し返し。堂々巡り。議論はし尽くされているのではないでしょうか。仕事の為の仕事。何故、ひとつの事を決めるのにこんなに時間がかかるのでしょう?
?去る三月に、上田市長が存続を決定したのであれば、決め事の根拠があるわけで、ムードだけで物事を決めたわけではないですよね。それなりの、算盤勘定があった筈です。であれば、ガス抜き的パフォーマンスで無駄時間を稼ぐのではなく、市長試案を提示して議論を戦わせた方が早いと思います。方針作成一年。結論一年半のペースでは、財務の赤字累積は待ったなし。素早い改善が不可欠。この付けは市民、国民に回ってくる事を知らしめる必要が有ります。無駄使いを無くし、市有資産を最大活用する会議にして欲しいものです。

あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(札幌市電の活用方策/延伸問題)の記事画像
【札幌市電】「広報さっぽろ」2012年6月号・路面電車特集
【札幌市電】「路面電車活用計画(案)」配布中
【札幌市電】「ループ化」延伸ルートの現状
【札幌市電】路面電車関連プロポーザルの結果
【札幌市電・延伸問題】最近の話題など
【札幌市電・延伸問題】「延伸候補?」時計台通りの現況
同じカテゴリー(札幌市電の活用方策/延伸問題)の記事
 【札幌市電】「ループ化」工事スケジュールの報道 (2013-02-02 04:00)
 【札幌市電】「広報さっぽろ」2012年6月号・路面電車特集 (2012-06-02 01:18)
 【札幌市電】「路面電車活用計画(案)」配布中 (2012-03-08 18:51)
 【札幌市電】上下分離・民間委託検討へ (2012-02-10 21:21)
 【札幌市電】「ループ化」延伸ルートの現状 (2012-02-08 20:11)
 【札幌市】市長記者会見記録(市電ループ化・低床車両関連) (2012-02-02 01:29)


削除
『さっぽろを元気にする路面電車検討会議』の報道。