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日記・一般  |札幌市中央区

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2005年05月31日

こちらでは初めまして

 このブログでは「初めまして」。
 SLRTの事務局長を拝命させて頂いている、早川 淳一と申します。自分のサイトでは、ハンドルネームの「O型台風」を名乗っておりますが、格式ある(?)こちらのサイトでは本名で「登場」することとします。
 今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

 ブログの初回…ということで、何を書こうかとしばらく考えたのですが、まずは私自身の札幌市電との「馴れ初め」から紹介しましょう。
 1963年生まれの私が物心付いた頃、札幌の街中では1972年に開催される冬季オリンピックを目指して、さまざまなプロジェクトが進行している最中でした。この当時、市電路線の大半が集中していた駅前通でも地下鉄工事が進められており、覆工板と市電の軌道の隙間から地下の工事の様子が見えて、子供心に怖い思いがしたものです。そんな中でも、駅前通(西4丁目線)には電車の姿が絶えることなく、札幌駅前や三越前の電停にはいつも2〜3両の電車が停車していて、ほとんど待たずに乗ることが出来ました。
 この当時、日曜日になるとほぼ毎週、親の買物にお供して街中へ出掛けていたのですが、駅前の五番舘(現札幌西武)で買物をした後、市電で三越前へ行き、三越・丸井今井・狸小路辺りを歩いてから帰るというパターンが多かったのです。五番舘の1階出入口を出た目の前が札幌駅前の南行電停で、停車中の市電に乗ると次の信号ですぐ発車。そして三越前に着くと、降りたすぐ目の前が三越の入口。確かに信号や車の混雑でイライラさせられることもありましたが、今の地下鉄のように「上下移動」がないだけ、移動そのものはラクでした。

 「三つ子の魂百まで」の先人の喩えではありませんが、この当時の体験の記憶が市電の便利さを「認識」させるルーツになっていることは確かです。
 駅前通の市電…懐かしく思い出されるという方は40代以上の世代の人々がほとんどでしょう。でも、決して「懐古趣味」で昔は良かった…と思うのではなく、心底便利な存在だったからまたいつの日か走る姿を見たいと思うこと。
 …それが、私の路面電車趣味の「源流」にあるのだと、確信しています。

 初回にしては、長くなりました(^^;)。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

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Posted by 札幌LRTの会 at 22:58 │SmallTalk
この記事へのコメント
ボクの方が1年だけ早く生まれたようです(笑)
マイペースで、ご活用くださいませー。
Posted by 佐藤@ch北国tv at 2005年06月01日 01:02

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